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四万十栗のこだわり

四万十の栗の背景と風景

四万十川流域の栗の特徴は大きさ。
市場平均18gに対し四万十では25g。
そして甘さ。
そのまま食べても甘みがあり、蒸した状態で糖度が20度近くになる。
四万十川流域は、朝晩の寒暖差が大きく、特に収穫前から収穫時期に入る8月末から9月にかけては、温度差が10度以上となる。このことは、果樹を作るうえで糖度がのってくる条件にあっており、また、朝霧が深く四万十川のミネラル分が栗に大きな影響を与えている

生産量及び加工

栗の生産地である四万十川流域では年間80tの栗を栽培しており、今迄はそのほとんどが市場流通であった。しかし、市場価格に栗の単価は左右され、また高齢化や後継者不足等により年々生産量も減少傾向にあった。その中で8年前より、全国のお菓子メーカーに原料として出荷し始めた結果、安定した価格での栗の出荷ができるようになった。
しかし、その加工については全て県外の加工業者に委託をしており、高知県内にはそういった加工施設がなかった。その中で、平成19年9月より、四万十町に栗加工を季節限定ながらはじめた企業ができた(株式会社タネヒサ)。そこでは、「栗ペースト」「渋皮煮」等の加工が可能であり、剥き栗にも対応可能できるようになった。また、四万十の栗の安定供給の為に植樹や再生活動を行っており、今後は更に生産量が拡大していくことになる。

高知県内の栗は100トン(平成20年度)あり四万十川流域は県内の8割程度の生産量をほこっている。お菓子メーカーでは地域のわかる栗を捜しており、当社が取り組みはじめた平成13年頃から「国内産栗(和栗)」の需要が高まってきた。それは、消費者から顔の見える安心安全が求められている証拠であり、商品の需要が増えてきたと考えられる。

高知県内の栗は100トン(平成20年度)あり、四万十川流域は県内の8割程度の生産量をほこっている。お菓子メーカーでは地域のわかる国産栗を捜しており、当社が取り組みはじめた平成13年頃から「国内産栗(和栗)」の需要が高まってきた。それは、消費者から顔の見える安心安全が求められている証拠であり、そうした商品の需要が増えてきたと考えられる。

栗生産者・土居隆夫さん

四万十の栗の栽培を始めて40年以上。
四万十川を眼下に、この土地ならではの傾斜地(=山の斜面)を有効利用して栽培を行なっている。
その傾斜地の大きな特徴は、日当りの良さ、朝霧の深さ、寒暖の差を有効利用できている土地であること。この急斜面は水はけもよく、栗の栽培に適している。
しかし、この土地で栗の栽培をするハンディは大きく、特に下草刈、選定作業等は平地に比べ労力が多くかかり、体力的にも負荷が多くかかることも事実である。
四万十川流域は平地が少なく、こういった場所での栽培を余儀なくされるが、栗の栽培に適した条件も多くあることから昔からこういった栽培となっている。
また、土居氏の栗の大きさは2L以上(1個25g以上)のものが全体生産量の80%近くあり、甘さも十分にのっており、全国平均(1個18g以上)からみると、その大きさの基準が高いことがわかる。

四万十の栗の展開 『四万十の栗再生プロジェクト』推進協議会発足

栗の生産を昔のように増やし、四万十に栗のある風景を取り戻そうと、今年度から「四万十の栗再生プロジェクト」が本格的に動き出している。放置園・既存園の調査から始まり、上質の栗をつくるための栽培技術を上げるための講習会、放置園をどのように再生・管理していけるかの検討など様々な取組みが同時進行で行われている。
この取り組みは、1〜2年で結果が出るものではなく、10年、20年後の将来を見据えた地域づくりの取り組みでもある。

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